[まとめ]日本の見学できるウィスキー蒸留所[訪問レポ/現在14ヶ所]
これまで私たちが行ったことのあるウィスキー蒸溜所見学14ヶ所(余市・ニセコ・宮城峡・三郎丸・白州・マルス信州・ガイアフロー・富士御殿場・山崎・六甲山・桜尾・山鹿・嘉之助・津貫)についてそれぞれの特徴やどんなことが楽しめるのかをまとめています。
行った時期などもそれぞれ違い、状況も変わっているかもしれませんので、最新情報は各蒸留所の最新状況をご確認ください。
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目次
マッサンで話題になった、余市蒸留所。
新千歳空港からは約2時間強かかりますが、余市駅から徒歩5分でいける好立地。
北海道だけあって、敷地も広く、見学ツアーに参加しなくても、見学できるミュージアムやショップがあります。
ですが、個人的には、見学ツアーで説明をききながら楽しむのがおすすめです。
ショップには蒸留所限定のウィスキーがいくつかあり、それがまた楽しいです。
買えるウィスキーの本数は限定されますが、初めて行った時は買いすぎましたw
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アクセス : 余市駅から徒歩5分
見学ツアー : 要予約(無料/70分)
試飲 : ツアー内(3種)、その他有料試飲あり
レストラン : あり
参考記事:ニッカウィスキー余市蒸留所の工場見学レポ[北海道旅]
余市蒸留所限定 ウィスキーコレクションと購入したお土産
予約・詳細は、蒸留所公式サイトをご覧ください。
(北海道) ニセコ蒸留所[ニセコ]八海山を作る新潟の会社が北海道に作ったのが、このニセコ蒸留所です。
2020年に蒸留所ができ、そこからウィスキーやジンを作り始めました。
ウィスキーはまだ販売されていませんが、ジンは発売されていて、賞もとっているようです。
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アクセス : ニセコ駅から車で20分
見学ツアー : 要予約(1,000円/60分)
試飲 : ツアー内(2種)、その他有料試飲あり
レストラン : なし/バーあり
参考記事:[見学レポ]ニセコ蒸留所〜八海山の会社がつくるジンやウィスキーを満喫/ショップ・限定ラベンダージン・バー〜
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竹鶴政孝さんが、余市の次に作った、宮城峡蒸留所。
余市と宮城峡があることで、幅広い味わいのウィスキーが楽しめるようになったそうです。
仙台駅から約1時間ほどで行くことができます。
ここは有料のセミナーが充実していて、私たちは朝から晩まで、飲んだくれて楽しみました。
そして、限定ウィスキーもたくさん…
楽しくお買い物しました。
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アクセス : 仙台駅から電車で40分+シャトルバス
見学ツアー : 要予約(無料/有料セミナー)
試飲 : 有料セミナー内(5種)、その他有料試飲あり
レストラン : なし
参考記事:[見学レポ]宮城峡蒸留所〜アクセス(シャトルバスあり)、ショップ、売店、有料試飲、限定ウィスキー/蒸留所の楽しみ方紹介〜
(富山県)三郎丸蒸留所[若鶴酒造]ムーングローなどが有名な三郎丸蒸留所(若鶴酒造)は富山県にあります。
この三郎丸蒸留所は1862年から日本酒を作り始め、1952年にウィスキーを作り始めた、とても歴史のある蒸留所です。
蒸留所とは思えないくらい、駅近です。私たちは金沢から行きました。
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アクセス : 油田駅から徒歩1分(高岡駅から電車で約20分)
見学ツアー : 要予約(無料/有料ツアー)
試飲 : 有料試飲あり
レストラン : あり(要予約)
参考記事:[見学レポ]三郎丸蒸留所(富山県/若鶴酒造)〜アクセス/大正蔵の売店/蒸留所限定のウィスキーは?〜
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こちらは大人気の白州蒸留所。
蒸留所は水のきれいな場所にありますが、その中でも、白州蒸留所は、大自然の森の中にあって、周りの空気感に本当に癒されました。
蒸留所見学がわかっても、有料試飲を楽しんだり、レストランに行ったり、森の中を散歩したりと半日以上満喫しました。
白州大好きなNickは樽の倉庫に住みたいと何回もいうほど、香りまで最大限に楽しみました。
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アクセス : 小淵沢駅から約20分(タクシーまたはバス)
見学ツアー : 要予約(1,000円)
試飲 : 有料試飲
レストラン : あり
参考記事:白州ウィスキー蒸留所で朝から3人目に並んで一日中遊んで大阪に帰る旅〜お土産コーナー/見学ツアー/ランチ/バーの楽しみ方〜
予約・詳細は蒸留所公式サイトをご覧ください。
(長野県)マルス信州 駒ヶ岳蒸留所[本坊酒造]マルス信州 駒ヶ岳蒸留所は見学ツアーはなく、自由見学で楽しめます。
バーもおしゃれで、1日一人1回3杯までです。
私たちは以前に津貫の蒸留所で色々と飲んだので、飲んだことないものを選びました。
結構限定のウィスキーもあって、飲みに行く、お土産を買いに行くだけでも楽しい蒸留所でした。
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アクセス : 駒ヶ根駅または宮田から約10分(タクシー)
見学ツアー : なし(自由見学の予約をしておくとスムーズ)
試飲 : 有料試飲
レストラン : なし
参考記事:[工場見学レポ]マルス信州蒸留所(本坊酒造)駒ヶ岳〜限定ウィスキーをしっかり購入〜
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もともと、ウィスキー輸入からスタートしたガイアフロー。
まだまだ新しい蒸留所で、とても敷地もきれいです。
アクセスは静岡駅からバスで約30分ほど。私たちは、車で行きました。
2種類の蒸留をしていたり、独自の作り方を紹介してくれ、ニューポットの香りを体験できます。
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アクセス : 静岡駅から約1時間(バス)
見学ツアー : 要予約(1,000円)
試飲 : 有料試飲
レストラン : なし
参考記事:【訪問レポ】ガイアフロ-静岡蒸留所見学/2種類のポットスティル・売店限定のグラス・お土産とウィスキー有料試飲を満喫
予約・詳細は、蒸留所公式サイトをご覧ください。
(静岡県)富士御殿場蒸留所
もともと、ウィスキー輸入からスタートしたガイアフロー。
KIRINが運営する、富士御殿場蒸留所。
1973年にスタートし、2023年で50周年!!
スコットランドのモルトの技術とアメリカのグレーンウィスキーの技術を取り入れて、さまざまな種類のウィスキー作られています。
モルトウィスキーとグレーンウィスキーを一つの蒸留所で作れるのは、富士御殿場蒸留所だけだそうです。
富士山から直線で12kmという場所で自然豊かな雰囲気とおいしい水から作られているウィスキーを飲むことができます。
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アクセス : 御殿場駅から約10分(シャトルバス)
見学ツアー : 要予約
試飲 : 有料試飲
レストラン : なし
参考記事:[見学レポ]富士御殿場蒸留所~特徴/アクセス/ショップで購入した限定グラスとウィスキ-をご紹介~
予約・詳細は、蒸留所公式サイトをご覧ください。
(京都府)山崎蒸留所[サントリー]関西で一番歴史の長いウィスキー蒸留所。
なかなか山崎のウィスキー自体も出会えなくなってしまいました。
コロナ前に行ったので、状況が変わっているかもしれませんが、私たちが行った時は蒸留所見学とショップを楽しみ、最後に有料試飲を楽しみました。
試飲できる場所がテラス席もあって、開放的でとてもいい気分でした。
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アクセス : 山崎駅から徒歩15分(バスもあり)
見学ツアー : 要予約(1,000円)
試飲 : 有料試飲
レストラン : なし
参考記事:山崎ウィスキー蒸留所の大人の工場見学〜試飲の後も有料試飲で飲み比べ[訪問レポ]
予約・詳細は、蒸留所公式サイトをご覧ください。
(兵庫県)六甲山蒸留所まだ新しいウィスキー蒸留所のため、スコットランドからニューポットを仕入れて、六甲山で樽につけることからスタートした蒸留所。
まだ、ジャパニーズウィスキーとは呼べないそうですが、独自のチャレンジで杉樽につけてウィスキーも販売されています。
非常にコンパクトな蒸留所で、なんと蒸留機は1機で回しているそうです。
山の中にあるので、樽の倉庫から窓を開けてくれ、天気が良ければ、大阪湾の方向を一望することができます。
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アクセス : ロープーウェイ六甲山頂から徒歩20分
見学ツアー : 要予約(1,000円)
試飲 : 見学ツアーに含まれる(3種類)
レストラン : なし
参考記事:六甲山蒸留所見学レポ〜試飲と杉樽で熟成するウィスキーを購入!
予約・詳細は、蒸留所公式サイトをご覧ください。
(広島県)桜尾蒸留所もともとは中国酒類醸造という会社で焼酎づくりから始まりました。
今は桜尾や戸河内などウィスキーだけでなく,ジンも作っています。
いちばん印象的だったのは、広島産の材料を使ってジンを作っているところです。
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アクセス : 廿日市駅から徒歩5分
見学ツアー : 要予約 (2000円/90分)
試飲 : ツアーで3杯(ウィスキーとジン)
レストラン : なし
参考記事:桜尾蒸留所見学レポ〜アクセスや限定ウィスキーやジンを満喫〜
(熊本県)山鹿蒸留所2022年に見学が始まったばかりの蒸留所で、私たちはできてすぐの5月に行きました。
見学コーナーは一本道で、特に案内があるわけではないので予約は不要ですが、私たちは電話だけしていきました。
有料で試飲ができます。私たちが行った時はまだウィスキーが完成していなかったため、ニューポッドをいただきました。
もうウィスキーも発売されているので、飲めるようになっているのかも?しれません。
おしゃれな試飲スペースで楽しんでみてください。
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アクセス : 車のみ
見学ツアー : 予約なし (自由見学)
試飲 : 有料試飲
レストラン : なし
参考記事:山鹿蒸留所見学レポ(熊本県)〜ウィスキーができる前のニューポットがおいしい!〜
詳細は、蒸留所公式サイトをご覧ください。
(鹿児島県)嘉之助蒸留所[小正醸造]もともと、メローコヅルで有名な焼酎の酒造が手がけるウィスキー蒸留所。
ツアーを予約していきました。
蒸留所見学のあとは、海が見えるとってもおしゃれなバーで試飲することができます。
本当に素敵なバーだったので、「バーに飲みに来れないんですか?」と蒸留所の方に聞きましたが、どうしても車でしかこれないため、来にくいので…とおっしゃっていました。
ここも車でしか行けない場所で、一人飲めませんでしたが、飲めない人にも試飲のウィスキーが持って帰れるように工夫してくれているのも嬉しかったです。
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アクセス : 車のみ
見学ツアー : 要予約(1,000円)
試飲 : ツアーでの試飲
レストラン : なし
参考記事:嘉之助ウィスキー蒸留所見学レボ(鹿児島県)〜ニューポットの試飲と限定ボトルを購入〜
予約・詳細は、蒸留所公式サイトをご覧ください。
(鹿児島県)マルス津貫蒸留所[本坊酒造]マルスウィスキーの津貫蒸留所。
こちらももともと焼酎の酒造だった蒸留所。
本数は多くありませんが、バスで来る人が多いそうです。
私たちは加世田という街に車を置いて、枕崎行きのバスで向かいました。
本来はレストランでお食事もできるようですが、コロナ禍だったため、有料試飲とショップを楽しみました。
試飲もなかなか飲めないものばかりでとても楽しかったです。
特にツアーがあるわけではないようですが、私たちは予約していったので、説明もしていただけました。
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アクセス : バス
見学ツアー : なし (自由見学)
試飲 : 有料試飲
レストラン : あり(有料試飲と同じ)
参考記事:[見学レポ]津貫蒸留所へのアクセス・見学・限定ウィスキーは?(鹿児島県南さつま市加世田)
予約・詳細は、蒸留所公式サイトをご覧ください。
まとめウィスキーブームで増えてきている蒸留所。
それぞれの特徴を現場で見聞きすることで、ますます好きになりました。
ぜひ、タイミングがあえば、行ってみてください。
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