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[体験記]ウィスキーを海外旅行で個人輸入する方法とは?〜イギリス/スコットランドからのウィスキー持ち込み制限や関税は?〜

スコットランド蒸留所旅

スコットランドで購入したウィスキーを日本に送る(持ち込む)方法をご紹介します。

私たちは2ヶ月スコットランドの蒸留所を巡り、日本では買えないウィスキーを購入して送りました。

いくまでに調べてもなかなか情報が出てこなかったので、少し詳しい友人に聞いてから行きました。

想像と違ったことやいろいろとトラブルなどもあったので、その辺りの対策も含めてご紹介できればと思っています。

※あくまで素人目線の体験として参考にしていただけると幸いです。

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海外旅行などでウィスキーを一定量以上、日本に持ち込むのは個人輸入

スコットランドでウィスキーを買って、非課税分以上、日本送るというのは、単純に荷物を送るという感覚ではなく、個人輸入という感覚で送るとよいかと思います。

現地から郵便局などの郵便では送ることができず、私たちが利用したDHLや、現地のヤマト運輸があれば送れるようです。

この運送会社を利用することで、ウィスキーに対する関税を立て替えて支払ってくれます。

ウィスキーを郵送できるのはDHL Express

今回私たちはDHLを利用したのですが、 DHLで送付できるのも DHL EXPRESSのみです。

DHL EXPRESS は、エディンバラ、アバディーン、インバネスの大きい都市にあります。

おそらく、スコットランド内ではこの3ヶ所です。

私たちは、インバネスを利用しました。

インバネスは、中心地から徒歩で15分〜20分ほど歩けば簡単にいけるので、キャリーにウィスキーを詰め込んで、オフィスにいきました。

帰国時にキャリーに760ml✖️3本までなら非課税

この計算がよくわからないのですがw

関税は、ウィスキー合計2280mlまでは非課税となり、余剰分があれば、送ったものと相殺してくれます。

私たちも初めて体験しましたが、空港の出口での申告も、チェックする人がわからないwという状況で、ベテランさんに聞いたら丁寧に対応していただけました。

ちなみに夫婦で行ったので、2人分で6本分で計算してくれました。

スコットランドから日本にウィスキーを送る流れ

この手順を知っていると比較的スムーズですので、ご紹介します。

梱包材の準備

ウィスキーを梱包するために、あらかじめ、Bubble wrap、ハサミ、テープがあると便利です。

私は、現地の文房具屋さんを見つけて購入しました。

後でも書きますが、ウィスキーが割れないように、できるだけしっかりと梱包できるよう、かさばりますが、梱包を多めに持っておくことがオススメです

送付リストの準備

あらかじめ、送付するウィスキーのリストを作成しておくことがオススメです。

ウィスキーの名前、量(mL)、アルコール度数(%)、数量(本数)、購入金額をリストにしておきます。

それを現地の送付状に記入していきます。

DHL EXPRESS現地で箱詰め+リストの記入

現地へいき、ウィスキーを送りたい旨を伝えます。

箱の大きさによって、送料が変わりますので、現地で大体の大きさを選んで入れていきました。

入らなかったら違うサイズもくれました。

そして紙をもらい用意していたリストの内容や、送付先住所などを記入します。

記入したものを渡すとインボイスを作成してくれます。

丁寧に入力してくれる人と、大雑把に入力する(合計のみの入力)人がいました。

一つ一つ明細を入力しておいてもらわないと、帰国時の確認が結構大変です。

できれば、明細を入力してもらい、その詳細のコピーをもらっておきましょう。

それが、後々の確認に役に立ちます。

帰国時に持ち込みウィスキーの申告

帰国するときにも約6本まで非課税で持ち込みできます。

それは帰国時の申告書に記入して申告する必要があります。

もし、帰国時のスーツケースに少ししかウィスキーを入れておらず、非課税分があれば、郵送で送った分から非課税分として計算してくれます。

申告するときに、ベテランさんにお願いすると、その処理に必要な情報を記入してくれます。

その紙を持って帰り、DHLへ送付します。

日本DHLからの確認対応、非課税調整

荷物が日本に到着すると、電話がかかってきました。

私たちは2ヶ月いたため、最初は友人宅へ送付させてもらいました。

友人に連絡あり、メール対応が難しそうだったので、現地から連絡を入れました。

その後はメール対応をしてもらいましたが、中身の確認でした。

私たちもきちんと分からず送付していたこともあり、聞かれた内容を答えました。

そのときに、自分たちが書いていたリストやインボイスの内容をそのまま送付するなどもしました。

内容が確定すれば、それをベースに関税の計算をしてくれ、審査が通れば、送付先住所へ送付されます。

荷物の受け取り、関税の支払い

荷物を受け取るときに、関税と日本DHLへの送料を払います。

それは、来てみないと金額は分かれません。

これでようやくウィスキーが届きます。

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送付時の注意

送付するのに、最初から丁寧にしておけばよかったなということがいくつかありました。

あと、実は、ウィスキーが一部割れました。

状況の明言は避けますが、最終的にはもろもろ対応していただきましたが、何よりも大切なウィスキーが届かないのはとても悲しいです。

大切なウィスキーを守る意味でも、スムーズに送る意味でも注意しておくといいことをご紹介します。

梱包は厳重に/詰めすぎない

ウィスキーは箱であっても、丁寧に梱包しておくことがオススメです。

私は、正直、丁寧とは言えない梱包で送ってしまいました。

イメージとしては落ちても大丈夫なようにできるのがベストです。

また、指定の黄色の段ボールはそんなに頑丈ではないイメージでした。

なので、あまり詰めすぎないことがオススメです。

インボイスの記入は丁寧に

ウィスキーの情報を丁寧に記録しておくことは本当に大切です。

当然のことながら、それが関税の計算につながるので、日本のDHLの方が見てわかりやすいようにインボイスを作成してもらうと、帰国後の対応が楽です。

私は2回目に送ったときに、ウィスキーの本数と金額をまとめて合計したものでインボイスが作成されていました。

私も確認を怠ったので仕方ないのですが、もし詳細が書かれていなければ、現地担当の方に詳細に書いて下さいと言った方がいいと思います。

少なくとも、日本に到着したときに、その明細がさっと提示できるようにしておくスムーズです。

※ウィスキー以外のものを一緒に入れる場合も、品物名と購入金額を明記する必要があります。

その他輸入禁止物に注意

これも私が失敗したことなのですが、たまたま海外の友人宅へ行ったときに、お土産にハムをくれたんですが、それをウィスキーの荷物に入れてしまいました。

それが、輸入禁止物だったため、没収対応となり、届くまでにさらに時間がかかることになりました。

なので、何でもかんでも入れてしまわず、気をつけたほうがいいです。

まとめ

日本へウィスキーを持ち込むのは想像以上に大変でした。

各蒸留所限定のウィスキーなど、現地でしか買えないものもあります。

ぜひ、本数など計算しながら、上手に郵送して下さい。

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