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ザイングリッシュウィスキー蒸留所見学レポ/The English Whisky Distillery[ケンブリッジ郊外]

スコットランド蒸留所旅

スコッチではありませんが、イングランド(ケンブリッジ郊外)にザイングリッシュウィスキー蒸留所があるので、行ってきました。

ロンドンの北側のスタンテッド空港からも約2時間ほどかかります。

最寄駅に止まる電車も私たちが行った時は1日に1本で、ここで降りて大丈夫かと心配されたほど。

スコットランドとはまた少し違った雰囲気を楽しんできましたので、ご紹介します。

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蒸留所の特長

イングランド東部ノーフォークに創業したこの蒸溜所は2006年にプリンス・チャールズにより公式にオープンし、現在もチャールズ国王所有の樽が熟成されている。

モルト蒸溜所で、原料は100%大麦麦芽だけを使用する。原料の大麦はノン・ピーテッドとヘビリー・ピーテッドの2種。へビリー・ピーテッド・モルトはフェノール値が50ppmという強力なものである。

すこし変わっているのは、粉砕麦芽を温水と混合して仕込みが終わった後、1番麦汁の濾過を始めるまでの静置時間が通常の15-30分より長く1-1.5時間と長めに取ってあることである。

この間、澱粉の糖分への転換やタンパク質のアミノ酸への分解が進み、麦汁に酵母を加えた時の発酵が早く進む。

発酵槽はステンレス製3基もつ。発酵期間は2-3日で、アルコール度数は7-8%である。加熱方法は、初溜、再溜とも蒸気。熟成用の樽は、バーボンとシェリー樽。

味はソフト、すっきり、甘く、バランスが良い。バーボン樽熟成の3年物は、それにヴァニラ、ソフト・クリーム、やや穀物様、スパイスがあり、若いモルトにしては洗練されている。

同じくスモーキーは、フローラル、クリーミー、甘い感じは同じだが、それにスモーキーが加わり甘さと不思議なバランスをとっている。

行き方・アクセス

ハーリングロード(Harling road)という駅から徒歩10分ほどの場所にあります。

私たちはセットフォード(thetford)という街に滞在して、そこから1日1本しかない電車に乗っていきました。

駅でチケットを買うときに、帰りは何時の電車に乗るのか?と聞かれて、もちろん調べていたので、それなら大丈夫だという感じで、とても心配されました。

また、ハーリングロードで降りるときも駅員さんに本当にここで降りるのか?と心配されて、蒸留所へ行くというと、納得されていましたw

街には蒸留所以外、歩く範囲には何もありませんでした。

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蒸留所の外見

シンプルで素敵な建物でした。

蒸留所と反対側にはレストランもあって、電車まで時間があったので、2回もいきましたw

参加したツアー

スコットランドで大きな蒸留所をたくさん見てきたので、あまりにコンパクトでとてもびっくりしました。

ショップの隣のスペースでテイスティングをしました。

王室と関連する歴史あるウィスキーもたくさん並んでいて、私たちもなぜか持っていたウィスキーもあって、とても見ているだけで面白かったです。

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ショップ・レストラン

ショップも広く、ツアー参加した後に、ショップのレジでテイスティングもできました。

早朝早すぎる時間に到着し、見学後、最後閉店までレストランにいました。

正直、イギリスにいてもときめくお料理が少なかったので、ここのお料理はとても美味しくて感動しました。

まとめ

スコッチとはまた違う雰囲気で、また、スコットランドへ戻ってイングリッシュウィスキーの話をすると、あれはスコッチじゃないみたいな空気も正直感じましたが、それぞれ違いがあって、私たちとしては、とても楽しい時間でした。

ケンブリッジのエリアなので、イングランドにいるならいきやすいと思うので、おすすめです。

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