トマーティン蒸留所見学レポ/ハイランド〜日本の宝酒造が所有するウィスキーの特徴は?〜
パースからインバネスの街へ移動して、最初に行ったのがトマーティン蒸留所。
インバネスからバスでいきました。
日本の宝酒造が運営していることもあり、最後には日本語の動画も流れました。
知ってはいたけど、あまり飲む機会がなかったトマーティンのウィスキーですが、現地でガイドさんの解説を聞きながらの試飲で、レガシーのウィスキーの魅力を体験できた、見学ツアーでした。
見学の様子をご紹介します。
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インバネスから南に24キロ下ったトマーティン村のはずれにある。
ゲール語でネズの木の茂る丘。
付近は1746年にあったカローデンの戦いゆかりの別れの丘、仕込み水に使っている小川も自由の小川といい、この戦いに関係している。
1897年創業で増改築が繰り返されポットスチルは23基まで増え、最盛期の生産量は1200万リットル、80年代倒産し、1986年に宝酒造と大倉商事が買収。日本の企業が所有する最初の蒸留所。
数多くのブレンデッドスコッチの原酒として使われてたが、2004年以降はシングルモルトにも注力している。
行き方・アクセスインバネスからバスでいくことができます。
行きは、トマーティン蒸留所に行きたいと運転手に伝えたら、蒸留所の入り口でおろしてくれました。
帰りは、蒸留所の入り口を左に出て、大通りにポツンとあるバス停から帰りました。
車がビュンビュン走り、真っ暗の中、待つのはなかなか怖かったですが、無事に帰れました。
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山間にあるため、12月頭に行きましたが、雪が積もっていました。
ちなみに北部にあるインパネスは雪は降っていませんでした。
入り口から10分くらい歩いてやっとビジターセンターへ到着できます。
参加したツアー基本のツアーに参加しました。
昔使っていたマッシュタンを残されていて、横から見ることができました。
ウォッシュバックは、スチール製。景色もきれいで、水源がある場所。
蒸留器も大きかったです。
樽はダネッジスタイル。エンジェルズシェアを見せてくれました。
年代物の樽が並んでいて自分の生まれ年を探したりしました。
3種類のテイスティングができました。
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ショップの奥にはバーもあり、試飲することができます。
ガイドさんがとても気さくで、たくさん話してくれたのがとても楽しかったです。
まとめ50ヶ所の蒸留所へ行った中で、勝手に営業部長ランキング(ウィスキーを買いたくなるトーク力ある方)というのを作っているのですが、トマーティン蒸留所のガイドさんは指折り入るくらいの、営業部長の一人でした。
ツアーも2人だったので、じっくりとテイスティングをすることもでき、とても満喫できました。
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